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5:監査通知(21080316) [2-内部監査実施指針]

監査前の最後の作業は、「監査通知」です。

内部監査計画に基づき、監査実施の調整は、予備調査前の段階で行い、日程や時間や対応者等はあらかじめ明確にしておき、ワークシート作成が終了した段階で、監査対象へ実施通知を行います。概ね2週間前をめどに行うのが良いでしょう。

監査通知は、「通知書」と「ワークシート」を添えて行うと、監査対象がしっかりと準備することができ、スムーズな監査が期待できます。

通知書は、以下の項目を入れます。
*監査名称(定期業務監査・テーマ監査・特別監査等)
*監査対象部署
*監査対応者
*監査人
*実施期日
*実施時間
*監査目的(個別監査計画書からリンク)
*監査項目
 ・項目と準備要請事項(一覧表にすると判り易い)
*留意事項
 ・当日のスケジュールや特に用意いただくこと等。

帳票点検を行う場合は、点検したい帳票一覧と点検する期間を明記した一覧表も添えます。

私は、監査通知とワークシートと点検帳票一覧をセットにして、内部メールで送信していました。受信確認を取ることで承認されたものとしました。

同行監査員がいる場合(内部監査員制度の運用)、同じものを監査員にも送付し、監査準備を要請します。監査員には別途、監査記録を提出いただきますので、そのファイルも送付します。

不正調査を含む、特別監査(特命監査)の場合は直前の通知でした。

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