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内部監査実施指針:概要(20180302) [2-内部監査実施指針]

標準工程表.png
ここからは、実際の内部監査実施に関する要領を指針として記してまいります。

重要なのは、他のマネジメントと同様に、内部監査におけるPDCAサイクルの確立であり、作業工程(スクリプト)です。

少人数体制(1人体制)では、どうしても監査業務は独りよがりになりがちですし、時として、不備発生に気付かないこともあります。
これを防止するには、しっかりとした計画(P)が策定され、計画に基づいて実施(D)され、その進捗が検証(C)され、課題や問題を発見し改善(A)するというサイクルを明確になっている事です。特に、検証と改善は最も重要です。この点に関しては、品質管理プログラム実施(内部監査基準 4章)でも細かく求めているところです。

また、個別の監査でも、PDCAサイクルを確立することが必要です。それは、作業工程(スクリプト)として整理されている必要があります。スタートからゴールまでの手順、途中での修正方法なども決めておくことが必要でしょう。

この2点を踏まえて、実施要領を整理すると、大きく、以下の様に設定できます。
(1)監査の基本方針及び基本定格の策定と承認
(2)個別監査計画の策定
(3)予備調査の実施
(4)実施前準備
(5)監査通知
(6)実地監査(往査)
(7)監査結果の作成
(8)監査結果通知と是正改善要求の実施
(9)是正改善の確認
(10)監査結果報告書の作成(個別監査完了)
(11)フォロー監査
(12)エグゼクティブサマリー(監査報告)

上記、(2)~(11)までは、作業工程としてまとめる必要があります。

個々から順番に、解説していきます。
標準工程表.png



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